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クルマ好きが集まる隠れ家 ザ・ヴィジット

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東京オートサロン2022(幕張メッセ 2022年1月14日〜16日開催)のトヨタブースにGRヤリスのハイエンドモデルGRMNヤリスが展示された。WRC(世界ラリー選手権)に参戦するトヨタがモータースポーツの現場で鍛え上げ、世界に通用するWRカーとして開発したヤリスの市販車モデルがGRヤリス。そのGRヤリスは2020-2021年のスーパー耐久シリーズにも登場。日本国内でもその開発は引き継がれ、多くのプロドライバーがレースを通じた車両開発のアップデートに加わった。

当初は、他社のシートを使用していたROOKIE RACINGだったが、より良いクルマづくり、本物を知る本気のクルマづくりを目指す中、GRヤリス開発チームの想いとモリゾウこと豊田社長のテストドライブによりRECAROもその開発を一役買うことになる。

モリゾウ選手は、ニュルブルクリンク24時間耐久レースやTOYOTA GAZOOラリーチャレンジへ参戦する際、常にRECAROのPRO RACER SP-Aを使用し続けてきた。RECAROというブランドへの信頼のみならず、常にその性能を評価し続ける中での選択だった。2014年に限定生産されたZN6型のトヨタ86 GRMNで採用されたRECAROスポーツスターもモリゾウ選手が最終テストで性能評価した際に、迷うことなくRECAROを選択した。

ヤリスGRMNの開発においても、開発チームおよびモリゾウ選手の厳しい性能要求および評価テストが繰り返され、PRO RACER SP-Aと同じ断面をもつドイツ本社開発のPOLE POSITION(ポールポジション)が採用されるに至った。このPOLE POSITION(現在国内での販売はしていない)がベースモデルとなり、GRヤリスのパッケージやドライビングポジションに合わせたウレタンフォームを専用で開発。開発時には、RECARO RACING TEAMのドライバーであり、当時ROOKIE RACINGでもステアリングを握っていた井口卓人選手もこの開発に携わっていた。

世界のトヨタが本気でモータースポーツを起点としたより良いクルマづくりを目指す中、RECAROもまたモータースポーツの更なる繁栄と発展、そして未来のクルマづくり、シートづくりに進化を続けている。


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