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RECAROが新たに未来を創造するモデルとして開発したストリートユースのフルバケットシートRECARO RSS。サーキットユースとストリートユースの両立を拡大するために、RSSではさまざまな純正アクセサリーを揃えている。
小柄な体型にも調整できる+40mmの “バックレストサイドサポート用パッド”。これはPRO RACER RMSで極めた「脇と大腿部で運転中の身体全体をしっかりとホールドする」という考えに基づき、小柄な方に向けたオプションである。
ペダル操作性を高める ”サイサポートパッド薄型”とサイドサポートの高さを深くすることができる “シートクッションパッド薄型”。これは、ストリートユースでは根強いニーズとなっている "フルバケでも乗り降りのしやすさ"という性能の先にある選択肢である。通常のシートクッションパッドは、ストリートでのスポーツドライビングを重視している。つまりクルマの挙動は感じながらも、高い振動吸収性を発揮する性能をもつ。乗り降りのしやすいサイドサポートとストリート系のシートクッションでは、いざサーキットを走る時、いざスポーツドライビングを楽しむ時に、サイドサポートが低いのではと感じる方もいた。この両立は、なんとも相反するもので、わがままではあるが、強いニーズでもあった。そこでRECARO RSSでは、膝裏のサポートパッドを薄型に変えて、ペダル操作のしやすさや大腿部のサポートをあげるオプション ”サイサポートパッド薄型”をラインアップした。
さらに膝裏や大腿部だけではなく、臀部(骨盤)のホールド性能を高めるもう1段階上のギアとなる“シートクッションパッド薄型”をオプションに加えた。このふたつのアイテムにより、日頃の街乗りは快適に。峠道やサーキットなどでスポーツドライビングを楽しみたいというのであれば、このオプションアイテムにその場で交換する。こんな選択肢を用意した。
そして、もうひとつマニアックなユーザーに向けて、RECARO TS-Gモデルと類する着座姿勢を実現する “ツーリングポジションパッド” もラインアップしている。RS-Gと同時に開発され、RS-Gよりもひと足早く生産が終了されたTS-Gというモデル。RS-Gよりも目線が下がり、やや潜り込むようなツーリングポジションを狙いとしていたTS-Gモデル。そのドライビングポジションをRECRO RSSで再現する夢のようなオプションである。
さまざまな用途に応じて選択できる純正アクセサリーのラインアップとなっている。RSSの進化は、着座姿勢やドライビングポジションの重要性を熟知するRECAROが提案するユーティリティ性能の高さである。