Motorsport
RECARO RACING TEAM 3年目の2020年。目標は、モータースポーツを学ぶことから結果を求めて「強いチームになること」に変わった。ドライバーもメカニックも、チーム内のコミュニケーションの大切さを互いに強く認識し、全員で考え、全員がそれぞれの役割を考え、しっかりと準備していく努力を継続することができた1年であった。それでも上位を勝ち取るチームとの圧倒的な差を何度も味わった。結果につながることもなかった。毎戦、毎戦、悔しい思いを重ねた。
チーム発足から共に戦ってきた佐々木孝太選手。チームの羅針盤となり、チームの進むべき方向を示す井口卓人選手。国内モータースポーツの頂点を知るスーパースター小暮卓史選手。それぞれ異なる経験と知恵をもつメカニック。純粋な想いとひたむきさでチームの土台を支える富士スバルのメカニック達。このメンバー、このチームで勝てる強いチームになりたい。ひとつレースが終わるたび、胸の奥に突き刺さるように、その想いが強くなった。ただ、まだまだ足りない。このスピードで成長していくのでは、けしてトップチームに追いつくことはない。その気持ちの焦りと戦い続けた1年であった。
2021年のRECARO RACING TEAMの苦しみ続けた想いが雑誌オートスポーツに毎戦掲載され、そのアーカイブがauto sport webに掲載されている。是非、下記のリンクよりご一読ください。
オートスポーツウェブ https://www.as-web.jp/feature/recaro-racing-team-2021