オーストリアのオートバイメーカーである "KTM社"がラインアップするスポーツカー。それがX-BOW（クロスボウ）である。わずかひとつの工場で、月産100台という規模ながら、その独創的なアイデアと最新のテクノロジーを駆使した開発力からとても魅力的なスポーツカーをラインアップしている。そのKTM社がオーダーメイドで依頼するシートメーカーといえばRECAROである。KTM X-BOWに採用されるこだわりのシートはRECARO製である。

2.5リットルのアウディ製5気筒エンジンが搭載されるモデル。X-BOW GT2。F1の世界では、シャシー・車体のことを"サバイバル・セル"（燃料タンクやコクピット、エナジーストアなどを含む一体型の構造体）と呼んでいる。このX-BOWでもシャシーを"サバイバル・セル"という。X-BOW GT2のサバイバル・セルは、開発段階において1300以上も作られ、テストを繰り返し、強靭に鍛え上げられた。モノコックの構造に、FIA取得のスチール製のGTロールゲージが組まれている。想像をはるかに超えるであろう強靭なシャシーを作り上げた。

そのモンスタークラスの強度・剛性をもつモノコックボディに選ばれたコクピットのセンター部品 "ドライビング・シート"もRECAROであった。FIA 8862-2009を取得するRECAROのモータースポーツシート。X-BOW GT2のための専用設計モデルだ。

関連サイト：https://www.ktm.com/ja-jp/models/x-bow/x-bow-gt2-2020.html

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