CHANGE YOUR SEATシートが変わればクルマも変わる

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RECAROのフルバケットシートは、世界中のシートメーカーがベンチマークとし、そのフォルム、その性能を模してきたグローバルスタンダードである。その歴史を継承するのが、RECAROが日本国内向けに独自に開発したRS-Gである。

RS-Gは、その縦の断面、コンパクトなショルダー、クルマに装着した際のポジション、いずれも日本人のライフスタイルにマッチする。フルバケットシートとはいえ、RS-Gを選択する人のすべてがサーキット走行だけを考えているわけではない。街乗りとして使用するクルマであり、たまにサーキットを走るという用途の人も多い(もちろん本気でサーキット仕様としている人も少なくはない)。

なぜ街乗りなのにフルバケが必要なのか?普段使用するのに却って面倒ではないのか?実は、フルバケットシートは、驚くほどラクな姿勢を保持してくれる。背もたれと座面というようにふたつに分かれていないため、腰のあたりのフィット感は、むしろリクライニングするシートよりも心地よい。フルバケにも大きく分ければふたつの種類がある。ひとつは、クルマの挙動をダイレクトに感じ、高いGが掛かるスポーツドライビングにおいても、絶えずドライバーの身体をしっかりとホールドしてくれるタイプ。いわゆるクルマとドライバーがひとつになれる性能をもつフルバケである。これは競技用のものが多い。もうひとつのフルバケは、全体のフォルムは人間の身体をトレースしたような美しさがあり、身体をしっかりと包み込むようにホールドするが、使用しているウレタンフォームが厚めで、路面からの震動を吸収してくれるものだ。その分、クルマの挙動を感じるダイレクトさに欠ける部分もある。ただ長距離・長時間座っていても、街乗りであっても、まったく疲れを感じない。RS-Gは、そのふたつのフルバケの中間に位置するモデルである。ゆえに万能なモデルだ。

サーキットも走ることができて、ストリートでも疲れない。乗り降りもしやすい。見た目もスポーティで、運転も楽しくなる。もちろん純正シートやリクライニングするタイプのモデルよりも、クルマの挙動は多く感じるし、クルマとひとつになるフィット感が非常に高い。まさにシートが変わればクルマが変わる。その言葉どおりだ。

そのRS-Gには、本革レザーとアルカンターラ生地を組み合わせたモデルがある。RS-G CLというモデルだ。RS-Gというフルバケのフォルムに、レザーとアルカンターラのコンビネーションを組み合わせると、とても色気のある大人の雰囲気を纏うことができる。高性能なクルマ。スポーティなクルマ。こだわりの詰まったクルマ。そんなクルマをさらに高めるアイテム。

一生に一度のRECARO。一生大切に所有できるRECARO。RECARO RS-G CL。


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