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Motorsport

RECARO RACING TEAMは、2024年シーズンのTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupプロフェッショナルシリーズに向けて、小暮卓史の新たなパートナーにドライバー"近藤 翼"を起用する。プロフェッショナルシリーズに関しては、小暮卓史と近藤翼の2台体制で挑む(クラブマンシリーズは後日発表)。

近藤翼(1989年生)は、2008年に四輪レースでデビュー。フォーミュラで経験を積むと、2013年よりポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)への参戦をスタートする。そこから毎年上位を走り続けると4年目の2016年には、シリーズチャンピオンを獲得した(2018年にも2回目のシリーズチャンピオンを獲得)。またスーパー耐久へのフル参戦。スーパーGT300でもスポット参戦多数。そしてGR86/BRZ Cupのカテゴリーでも2017年にシリーズチャンピオン獲得の実績をもつ(当時のレース名称は86/BRZ Race)。日常の近藤翼は、アンニュイな雰囲気で、クールな印象である。物静かなイメージではあるが、社交的で明るい印象をもつ。ステアリングを握るドライブ中も、実はその日常の雰囲気そのままではないだろうか。マシンやコースコンディションを冷静に分析しながら、自身のベストパフォーマンスを発揮することに集中している。勝負どころと見るとアグレッシブなドライビングも巧みに操る。そんなドライビングスタイルが近藤翼の魅力であるとRECARO RACING TEAMは考える。何より彼のこれまでのレース経験(ひとつのチームとの契約が長い)がドライバーとしての高い信頼度を示している。チームは、小暮卓史のパートナーとしても非常に相性が良いと見ている。

小暮卓史の眩しいほどの実績。そして人柄。レース経験を確実に積み上げながら若手から中堅へと進化する近藤翼。RECARO RACING TEAMは、6年目となるレース活動をこのふたりのプロドライバーに託す。いや、このふたりが最高のパフォーマンスで戦うことができる環境づくりをチームスタッフ全員で目指していく。


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