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Motorsport

2026年2月27日。全日本ラリー選手権2026が、ラリー三河湾で開幕を迎えた。そしてラリー界のレジェンド・ドライバー奴田原選手が主宰するヌタハラリースクールよりRECARO NRS GRヤリスがこの舞台に戻ってきた。若手ラリードライバーの育成を目的とする「MORIZO Challenge Cup」JN3クラスへのエントリーである。

MORIZO Challenge Cupとは、トヨタ自動車の会長である豊田章男氏ことMORIZOがプロデュースする全日本ラリー選手権(JN-3)のサブカテゴリーである。実際のJN-3よりも競技車両の規定は改造範囲を制限し、かつTOYOTA GAZOO Racingがサポートプログラムやトレーニングプログラムを提供することで、技術的にも資金的にも若手新人でもエントリーしやすい環境を作ろうという主旨のもと開催されている。とはいえ実際には、競技車両の準備から年間の活動資金を含めると、誰もが容易にエントリーできる競技とは言えない。何よりラリーの世界では、競技車両を準備することですら夢の世界である。JN-3のGRヤリスでいうと、ターマック仕様だけであっても競技車両を準備するのに車両本体含めて1500万円以上の資金を要する。そこでRECAROは、2024年以降、全日本ラリーの舞台に競技車両 RECARO GRヤリスを提供するとともに、このTOYOTA GAZOO Racingの活動をオフィシャルスポンサーという形でサポートしてきた。

2026年は、現役のラリードライバーでもある奴田原文雄選手が主宰する「ヌタハララリースクール」とのサポート契約を締結し、継続的なラリー活動を再開することになった。ヌタハララリースクールとは、奴田原選手がシーズン中からシーズンオフを通して、若手ラリードライバーの育成に取り組んでいる活動である。奴田原選手のみならず、多くの現役ラリードライバーが講師となり、ドライバーとコ・ドライバーの両方を育成している。またシーズンオフには、ドライバー・オーディションも開催し、レースの実践経験も積める環境を作り出している。

2026年は、現役社会人の松原選手を起用。国内ラリー競技のエントリーカテゴリーともいえる「ラリーチャレンジ」で5度の優勝。ラリー地区戦で3度の優勝。2024年には全日本ラリーのJN-6に2戦。そして2025年には、JN-3(当時JN-2)クラスで5戦という実践経験を積み重ねてきた。そして今年2026年は、レジェンド・ドライバーの奴田原選手の指導のもと、RECARO NRS GRヤリスで参戦する機会を掴んだ苦労人である。

RECAROにとって、モータースポーツとは、モノづくりとヒトづくりの原点であるという。モータースポーツは、けしてひとりの力でできるものではなく、多くの人と出会い、多くの人に支えられ、感謝の気持ちをもって取り組まなければならない。クルマの未来。シートの未来を創造するステージである。ゆえにモータースポーツの世界で、RECAROがすべきこと。できること。ひとつひとつの積み重ねでもある。RECAROの未来を創る羅針盤である。


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