CHANGE YOUR SEATシートが変わればクルマも変わる

Motorsport

2019年から始まったRECARO、そしてRECARO RACING TEAMのモータースポーツへの挑戦。2024年シーズンで6年目となる。まだ6年目。でももう6年でもある。

RECARO RACING TEAMが参戦するカテゴリーは、TOYOTA GAZOO Racingが主催するGR86/BRZ Cupという国内屈指のワンメイクレースである。トヨタとスバルの両メーカーがカップカーとして販売するナンバー付きの競技車両がベースとなっている。ロールゲージが組まれ、足回りの強化ブッシュ、機械式デフへの交換、ローターやキャリパー、サスペンションやブレーキなどをサーキット走行向けにチューンアップしている。このレースがもっとも過酷なワンメイクレースと言われる所以は、市販車ベースのマシンに対して、想像し難いハイグリップのタイヤを装着している点である。ボディと足回りは柔らかく、タイヤはハイグリップ。このギャップにある。

さらにこのレースに参加しているプロドライバーの多くが、このワンメイクレース特有のとんでもなくハイレベルなドライビング技術を極めているという点である。予選のタイムアタックは計測わずか1周。ほんの小さなミスも許されない。完璧なドライビングで1ラップをまとめなければならない。トップタイムから20番手ぐらいまでがタイム差1秒以内。それがこのレースの厳しさを証明する。フォーミュラでもGT500のモンスターマシンでもない。市販車ベースのナンバー付き競技車両で、プロドライバーはコンマ1秒を削る繊細なドライビング技術と習熟度が求められるのだ。

RECAROは、RECARO RACING TEAMによる本ワンメイクレースへの参戦を通じて、モータースポーツの世界を学んでいくことをコンセプトにしている。モータースポーツの世界を学び、モータースポーツの難しさも楽しさも学び、高い壁、難しいことに諦めない姿勢で挑戦し続ける、その想いを磨き続けることがRECAROのDNAの覚醒でもあると信じている。そして、その活動が、モータースポーツという世界、さらには自動車文化の世界で、「多くの方に信頼される強いブランド」に成長させてくれると信じている。

6年目となる2024年シーズン。RECARO RACING TEAMは、引き続き"小暮卓史"と共に挑戦し続ける。国内モータースポーツの頂点を極めた超一流のプロドライバー"小暮卓史"。ドライバーとしてのクオリティの高さ。チームをひとつにする真摯なモータースポーツとの向き合い方。何よりチームを笑顔にするその美しい人柄。小暮卓史と共に戦うことのできる環境に感謝しながら2024年シーズンに挑む。


pagetop