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Stadium

東北楽天ゴールデンイーグルスは、ダグアウトにRECAROのスタジアムシートを採用した。

当時、プロ野球参入が決定した際、球団の施設管理担当者は、ジャンルを問わず欧米諸国のスタジアムを視察してまわった。ヨーロッパ諸国のサッカースタジアムで幾度となく目にしたのが、RECAROのスタジアムシートであった。東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地は、宮城県が所有する宮城球場。当時は、プロ野球どころか、高校野球の県大会を開催するのもやっとという施設であった。わずか2万人ほどの収容人数、老朽化が著しい球場設備。さらに東北地方は、その気候からか年間を通して天然芝を含めたグランドのコンディションを管理するのには非常に厳しい場所だった。それでも東北楽天ゴールデンイーグルスは、巨額の改修予算を投じながら、ここ宮城球場を拠点にメジャーリーグのようなボールパークにするという構想を打ち立てた。

さまざまな改修計画が段階的に行なわれた。
甲子園のグランド整備をする業者に依頼して、難しいとされていた東北でも甲子園と同じ環境を作り出した。観客席、掲示板、照明設備なども改修された。さらにプロ野球にふさわしいダグアウト。海外の素晴らしい設備環境に似たダグアウトを作るため、当時の担当者が、シートはRECAROの導入を決めた。
RECAROシートはけして安価ではない。ダグアウトで使用されているベンチシートに比べるとパイプ椅子とソファぐらいの差。社内でも疑問の声は多かった。それでも一流を目指すのであれば、一流のものを選択するという当時の担当者の強い想いが実現に導いた。

2005年4月。東北楽天ゴールデンイーグルスは創設して初めての本拠地開幕戦を迎えた。
それから16年あまり。宮城球場は他の球団からも手本とされるほど、素晴らしい球場に生まれ変わった。それは設備だけではなく、野球を見る人もそうでない人も、とにかく人が集まる魅力的な球場を作りあげた。


RECAROスタジアムシートに関するお問い合わせ
レカロコール 0800-919-5881 (担当 前口)


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