CHANGE YOUR SEATシートが変わればクルマも変わる

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昔懐かしいクルマの中古市場価格が高騰して何年が経つであろう。空冷ポルシェのみならず、GT-Rなどの国産車も10年前には想像もしなかった価格で取引されるようになってしまった。その背景には諸説あるものの、単なる古き良き時代の情緒的な傾向ではなく、やはり昔のクルマには不変的な魅力があるからではないでしょうか。耐久性、安全性、静粛性、燃費など自動車業界の技術革新は凄まじく、今のクルマは昔と違って壊れない。さまざまな制御が働いて運転が楽になった。危険すら軽減されている。ただクルマを運転する楽しさ、運転が上手くなっていく実感。壊れても修理して大切に思う感情などが、持ちにくい印象が拭えない。昔のクルマにはそれがあったんだと思います。マニュアル車でエンストしたり、坂道発進で緊張したり、従列駐車や車庫入れの際に上手に運転できることで優越感を抱いたり、エアコンが効かなくなったり、突然バッテリーが上がってしまったり、今考えると不便なことはたくさんありました。でも楽しかった。運転している実感が常にありました。そんな魅力が中古車市場の価格高騰につながっているのではないでしょうか。昔のクルマも良い。今のクルマも良い。どちらも、個人で選択できる良い時代です(価格は良くはないですが . . . )。

紹介するのは、空冷ポルシェにRECAROコンフォートシートのLX-Fを装着した事例。空冷ポルシェが好きで、空冷ポルシェを手にしたものの、シートがへたってしまってどうも乗り心地が良くない。外観はとてもきれいなのに、内装はやはり時の経過を感じてしまう。だいぶ疲れてしまっている。とはいえ、代替え品なら何でも良いわけではない。その辺の名も無いブランドのシートで良いわけではない。ということでRECAROです。元々RECAROとポルシェの深い絆には歴史がある。ポルシェオーナーにとってシートと言えばRECAROというのは、長年語り継がれてきた文化です。クルマにこだわるのであれば、シートにもこだわりたい。シートは運転するドライバーの身体の一部になるものです。身体にかかる負担を軽減し、運転を楽しくするものです。つい遠くまでドライブしたくなる。それがRECAROシートです。空冷ポルシェに、LX-F。新しすぎず、古すぎず、スポーティさよりも快適さ。クルマの運転を楽しみたい。そんな方にぜひオススメです。


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