CHANGE YOUR SEATシートが変わればクルマも変わる

RECARO

2023年3月20日、マドリード発ブエノスアイレス行きのイベリア航空機A350便が空へ飛び立った。この便、この飛行機のビジネスクラスには、RECARO Aircraft Seatingが開発した31席のビジネスクラス用シートCL6720が採用されていた。CL6720は、2020年に発売開始。翌年の2021年、ビジネスクラス用のシートとして世界最軽量を実現しており、また環境にもやさしい素材・構造などが高く評価され、Focus Open Design Awardのthe Special Mentionを受賞している。

「RECARO Aircraft SeatingのビジネスクラスシートCL6720は、それぞれの席にスライド式のドアを装備しています。そのため、ご利用いただくお客さまへ、これまで以上に快適かつ温かみのあるプライベート空間を提供することができます。RECARO Aircraft Seatingは、当社にとって素晴らしいパートナーであり、多くのお客さまにとても満足いただいています」とイベリア航空会社のCEOは語る。

このA350は、エコノミークラスおよびプレミアムエコノミーのクラスにおいてもRECARO Craft Seating社製の航空機用シートを採用している。

RECAROが航空機向けのシートを開始したのは、今から50年以上も前の1971年。自動車用シートで培った快適性と安全性、そして機能美の追求から生まれたデザイン性、そして何より環境負荷軽減への取り組みが、この航空機業界でも高く評価されたのだ。特に快適性と安全性を一切妥協することなく、世界でもトップクラスの軽量化を実現したエコノミークラスにおいては、航空機の燃費向上に大きく貢献することから世界のトップシェアを有するまでになっている。

日本国内便でもRECARO Aircraft Seating社製のシートが多く見られる。座席に座り、前席の後ろにあるテーブル。テーブルの留め具に刻まれたRECAROの文字。自動車業界のみならず、航空機業界においても、商品そのものに名前を刻むことが許された唯一無二のブランド。それが「座の文化的価値」を追求するRECAROだ。


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